今日、マネックスグループ(8698)を損切りしました。
マネックスは昨年8月に527円で1万株購入(信用取引を含む)し、ずっと保有していたのですが、今日275円ですべて売却しました。
単純計算で252万円の損失です。金利も含めると270万円程度でしょうか。
マネックスを購入した理由
マネックスに目を付けたのは、ずばりコインチェックを買収したからです。
コインチェックといえば、仮想通貨XEM(580億円相当)の流出事件が有名ですが、私はXEMが流出したこと以上に、コインチェックのその後の対応に驚きました。
コインチェックはXEM流出後、ポケットマネーで460億円分の保証をしています。
仮想通貨バブルの影響もあったとはいえ、上場もしてない一企業が460億円もの保証をしてしまうのは、はっきり言って前代未聞です!
この業績に目を付け、マネックス株の動向をチェックするようになりました。
マネックスは、2018年4月にコインチェックの買収を正式に決定し、株価は急上昇しました。
しかし、5月に株価が700円を付けたあと、ずるずる下がっていったのです。
私は500円台前半になったところで購入を決めましたが、結果的にはこれが失敗でした。
今日損切りに至った理由
損切りしたのは、「株価が下がっているから」や「チャート的に下落しそう」といった理由ではなくファンダメンタル的な要因です。
私のなかでは、コインチェックの業績が大幅に良くなる見通しがありました。
それは「レバレッジ取引の再開」です。
バブル期、コインチェックの収入源のなかで、「アルトコイン売買」、「レバレッジ取引」は2本柱であったことはまず間違いないです。
要するに、ぼったくりスプレッドと、ぼったくり金利で荒稼ぎしていた、ということですね。
顧客の目線に立った素晴らしい業務による収益性の高いサービスがあったのです(´・ω・`)
バブル崩壊後、アルトコイン売買による収益が減少していくことは、予想どおりでした。
しかし、レバレッジ取引を再開すれば、ある程度の収益を望めると推測していました。
そして、昨日飛び込んできたニュースがこちらです。
このたび、Coincheckでは「レバレッジ取引」のサービス提供を2020年3月13日(金)をもって終了することといたしました。
実質止まっていたレバレッジ取引を終了することが決定しました。
どうして終了することになったのか直接の原因は分かりませんが、おそらく政府の規制等で再開に対するハードルが高くなってしまったのだと思います。
こちらのニュースを見て損切りすることに決めました。
今後の反省点
マネックス株を買ったこと自体は後悔していませんし、筋の通った投資だったと考えています。
ただ、1年以上レバレッジ取引が再開されない中、再開を信じて握りすぎていたことは問題でした。
常に冷静な判断力をもって行動していきたいですね!
そういえば今年のマネックスの株主総会で、「レバレッジ取引はいつ再開されるか?」と聞いたら、「優先度の高いものから順番に業務を行っているのでもう少し待っててくれ」的なこと言ってたなあ
あれは一体なんだったんだろうか・・・
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